オプション価格は原資産の価格、権利行使価格、権利行使期限までの期間の長さ、ボラティリティ、金利などさまざまな要素を用いて算出されますが、権利行使価格以外の要素は刻々と変化し、それにともなってオプション価格も変化します。
取引リスクの管理のためには、それぞれの要素の変化とオプション価格の変化との関係を理解する必要があります。
・デルタ...原資産価格の変化に対するオプション価値の変化率、【オプション価格の変化額÷原資産の変化額】
・ガンマ...原資産価格の変化に対するデルタの変化率、【デルタの変化幅÷原資産の変化額】
・ベガ...原資産のボラティリティの変化に対するオプション価格の感応度、【オプション価格の変化額÷ボラティリティの変化幅】
・セータ...時間変化に対するオプション価格の変化額、【オプション価格の変化額÷残存日数の減少】