『外貨ネクストネオ』では以下に記載する条件にあたる場合、約定した注文が自動的に保有ポジションの決済注文として処理されるため、ポジションの一部ないし全部の残Lot数が消滅します。またその際に決済対象となるポジションの優先順位は、全チャネル共通設定の「反対売買時の決済順序」および「反対売買時のオプション」の設定に従います。
■全チャネル共通設定
https://www.gaitame.com/products/nextneo/tool_rules.html
[1] 「注文初期値設定」のうち「両建」設定が「なし」となっている状態で、保有ポジションと同一通貨ペアかつ反対の売買区分の新規注文を発注した
口座開設直後の初期状態では、この「両建」設定は「なし」が選択されております。
変更する場合は、取引画面上段【設定】→【注文設定(リッチアプリ版は、注文・動作などの設定)】→【両建】にて、「なし」を「あり」に変更します。
※各取引ツール(リッチアプリ版/Webブラウザ版/スマートフォンアプリ版/iPad版)は個別に設定が必要となります。
例えば、リッチアプリ版で両建設定を[あり]に設定を変更されても、スマートフォンアプリ版は両建設定は[なし]の状態となっております。
複数の取引ツールをご利用の際はそれぞれの取引ツール設定を必ずご確認ください。
[2] 保有ポジションと同一通貨ペアかつ反対の売買区分の「ワンクリック注文」を発注した
[1]で説明した「注文初期値設定」の「両建」設定が「なし」または「あり」のどちらになっていたとしても、ワンクリック注文は常に両建「なし」として扱われます。したがって本条件の注文の発注にあたり、保有ポジションの維持を希望される場合には、ワンクリック注文を利用されないことをおすすめいたします。
例)「USD/JPY」買いポジションを「7Lot」保有している場合
上記[1]または[2]の設定下で「USD/JPY(米ドル/円)」の新規※売注文が約定した場合には、保有ポジションに対する決済注文として処理されます。 新規売注文の数量が「15Lot」の場合は、売り注文の「7Lot」が買ポジションと相殺され、(15Lot-7Lot=)「8Lot」の売ポジションが新たに成立します。
※上記[2](ワンクリック注文)においては新規・決済の区分がないため、発注した注文が約定すれば、本例通りの処理となります。